おれには夢があります。パーソナリティとして、やろうと思ったらすぐにやらなければ気がすまないし、欲しいと思ったらすぐ手に入れなければ気がすまないという特性がある。なのでその夢は今すぐにでも実現させたくてたまらない。そのために不可欠な要素の一つに英語能力があるが、現状では大きく不足している。
とにかく英会話が成立しないことによって物事が進行しないみたいな出来事が発生することが予見されているので、高効率に短期間で凝縮した学習を行いたい。セブ島行くかプログリットやるか。どっちがええやろか。両方やったらええんか?
— Satoshi SUZUKI (@studio3104) February 4, 2020
てことでプログリットに入会した。
なんでプログリット
この動画を観たことがある人はいませんかね?最近 YouTube で英語学習系動画を割とよく観るんですが、広告でめっちゃ出てくるんですよね。Common なのかターゲッティング広告なのかはわからんですが、とにかく頻出するし本田圭佑がめっちゃ煽ってくるのですごく印象に残ってました。巧み。
YouTube のプログリットの広告で本田圭佑が「英語学習は朝がベスト」って言ってたので明日からは毎朝やります。この宣言何回目だろうね。
— Satoshi SUZUKI (@studio3104) 2020年2月4日
めっちゃ影響されてる。
で、なんでプログリットに入会したのかですが、上述の通り巧みな広告によってまんまと印象に残されてしまっていた中で、なんとなくぼんやりオンライン英会話を毎日(ほぼ毎日、、週数回、、、)続けててもまったく成長してないことに気付いて悩んでいました。じゃあちょっと調べてみようかなと思い、公式サイトを見てみたら無料カウンセリングとやらが受けられるとのことだったので、「とりあえずどんなもんか聞きに行ってみっか」となって申し込みました。で、実際にカウンセリングを受けてみたら良さそうだったので入会したという流れになります。まんまと広告戦略通りという感じっぽい。
実際にコースが始まるのは 2020/02/28 からですが、カウンセリング以降のことを記録しておこうと思う。
プログリットってそもそもなんぞ
個人のレベルと目的に応じて個別にカスタマイズされたカリキュラムを提供されて、それを遂行するためのコーチングをしてくれるサービスです。応用言語学、第二言語習得理論とやらに基づいたメソドロジーとのことです。タフな学習スケジュールをこなすための習慣を根付かせることも支援してくれるようです。詳細は公式サイトなどで。
カウンセリングの流れ
最近短期記憶の生存期間が著しく短い。すぐ忘れちゃう。なので曖昧で実際とは少し違ってる部分もあるかもしれないけど概ねあってると思う。1時間のカウンセリングのはずだったけど質問しまくったからなのかわからんけど結局2時間以上いた。以下当日の流れ。
流れの説明
まずは挨拶を交わし、無料カウンセリングの流れの説明を受けた。流れは以下に述べる通りで、時系列順に並べています。「一通り終了した後に気に入らなければ入会を無理に勧めることはしない」とのことだったので気軽に色々聞いたろと思っていた。
モチベーションと現況の確認
英語学習を何のためにしたいのか、現在何かしているのであればどんなことをしているのかというようなことを話しました。モチベーションに関しては冒頭で述べた夢を語った。今やってることは概ねこのエントリで述べたようなことを話した。
テスト
単語力テスト
20個(25個だったかも?)の英単語が並んでいるリストを見せられ、それぞれを日本語訳してみるという内容。結果としては3個を訳すことが出来なかった。
リスニングテスト
1分間の英語を聞いた後にどんな内容の話だったのかを日本語で要約することを求められた。さっぱりわからんかった。辛うじて聞き取れた単語から内容を推測してしどろもどろになりながらぼんやりとした説明をした。「◯◯の△△って何でした?」「え、そんなん言ってました...?」「言ってましたよ〜」みたいな感じ。厳しみ。
ディクテーション
空欄を含む英文が書かれた紙を渡されて、その英文音声を聞きながら空欄を埋める。強めに発音される動詞や名詞はすべて拾うことが出来たものの、弱めに発音されがちな代名詞の目的語と前置詞は全部取りこぼした。it とか for とか。空欄の前後から推測して動詞の変形とか活用に含まれる前置詞を置くみたいなチート行為?をしたが、それ以外は全部こぼした。
リーディングテスト
英文が書かれたシートを渡されて1分間で可能な限り読み、それを日本語で要約する。前半部分から知らん単語がめちゃくちゃ出てきて何回も読み直したりしてたので全部を読み切ることが出来ず。結果は言わずもがな。RFC とかだったら普通に読めるんだけどな。コンテキストによって読解力のパフォーマンスが著しく変わる。これはリスニングにも言えるが。
スピーキングテスト
シンプルな質問に対する回答を英語で1分間で可能な限り話す。質問は「英語学習の動機について」だった。これはモチベーションのとこで日本語で説明したことを英語で説明するだけだったので超イージーに感じてベラベラ喋れた。最初は1分間って結構長いしそんな話すことねえよって思ってたけど終わってみれば一瞬で、言いたいことを全部言い切ることは出来なかった。
テスト結果分析とフィードバック
5つのテスト結果を分析した結果、とにかくリスニングが貧弱すぎるというフィードバックになった。リーディングのところでも述べたが、RFC とか仕事に関係することだったらもっと出来る自信はあるものの、裏を返せばそれ以外の話題にはまったくついていけないことになるので雑談とか絶対出来ないってことになる。実際オンライン英会話やっててもそれは感じていることだった。リスニングとリーディングでは、1分間に含まれる単語数、"Words per minute" でレベル感を測るらしく、自分が受けたリスニングただしスピーキングでは 150wpm だったらしい。これがビジネスレベルでは普通の速度だとのことで、この速度でわからないだとかなり厳しいとのことだった。「音声知覚」を経ての「意味理解」までがリスニングで、音声知覚に時間を取られすぎているということのようです。リーディングの wpm は忘れた。一方でスピーキングのほうは1分間に発話するセンテンス数、"Sentences per minute" でレベル感が測られる。これはまあまあ良くて、リアルビジネスサイトでは 12spm が求められるところ、8spm だった。あと発音が良いと褒めてもらえた。ただし語彙が乏しく、文法表現もワンパターンなのでそこを改善する必要がありそうだとのこと。フィードバックは総じて的確で、普段から自覚していた自分の弱点を客観的に評価されて明らかにされたのですごく納得感があった。
どこをどうやって伸ばしていくべきか
とにかく課題はリスニング。そのためにシャドーイングを徹底しましょうという提案。シャドーイングって話すためのトレーニングだと思いこんでて、発話はまあまあ出来るし別に要らないと思ってちゃんと調べたことがなかったけど、リスニングのトレーニングらしい。このシャドーイングをとにかくたくさんやる。最低1日90分。他のことも含めて、1日150分以上英語学習に充てるのが理想とのことだった。正直めっちゃキツい。キツいけど「短期間効率的に成果を出したい」を叶えるためにはそりゃこんくらいはやらんといかんよなとすぐに思い直したように思う。むしろ足りないまである。あとはそれらを遂行するためのプログリットのシステムを説明された。Google Spreadsheet による徹底した予実管理、週1回のカウンセリングとそのタイミングでの効果測定、LINE で毎日のシャドーイングを録音して送ってフィードバックを受ける。カウンセリングでは学習の進捗に応じてテコ入れなどが入ったり、LINE では好きなときに質疑応答が可能。と概ねこのような感じ。
入会
(これは知ってたことだが)プログリットでは英語そのものを教えるということはほとんどプログラム中に含んでいません。科学的に証明された第二外国語を効率的に学習するための方法遂行をサポートしてくれることに重きを置いている。とにかく闇雲にオンライン英会話やったり本読んだりをしていたけど成長を感じることが出来なかったので、フィードバックの途中ではもう入会する気持ちが固まっていたと思う。予実管理が得意ではないので、それを体得出来れば、冒頭で述べた夢を叶えるための英語以外の不可欠な要素を学習するためにも活かせるようになるであろうことも期待している。今の仕事にも活きるだろうか。
プログリットに入会した。超重課金。カミさんを質に入れてきます。
— Satoshi SUZUKI (@studio3104) February 5, 2020

諸々を考慮した結果ビジネス英会話3ヶ月コースに入会した。めっちゃ高い。高すぎる。ただコレが安かったらたぶんめっちゃサボる。サボりまくると思う。会社の福利厚生とかでいくらか出してもらえるみたいなのがあったりとかしてもたぶんサボる。この金額を全部自腹で払うってことはもうそれは ”覚悟” ですよ。サボらんでしょ。
一般教育訓練給付
この制度が適用可能(適用可能なのは3ヶ月コース)らしい。修了時に条件を満たしていれば10万円返ってくる。ありがてえ・・・受給資格があるかどうか自体にも条件があるようなので管轄のハロワに確認が必要とのことだけどおれはたぶん大丈夫そう。
紹介キャンペーン
もし誰か入会するってことになったら絶対おれに声かけてくれ。入会申込書におれの名前を書けば入会費が10,000円安くなるそうです。おれも10,000円分のアマギフをもらえる。ウィンウィン。やりましたね。
実際にコースが始まるまで
実際にコースが始まるまでには3週間ある。この間に何か出来ることはないだろうかと相談していたら、「コースが始まってからの優先度はあまり高くないですが今のうちに単語やっときましょう」となって単語帳をもらった。あとは瞬間英作文。瞬間英作文は以下とは違うものを提示されたが、以下のものはアプリも持ってるし Kindle 本も持ってたので、じゃあそれで〜ってなった。
apps.apple.comまずはとりあえず単語にフォーカスしようかと思ってる。コース始まるまでに95%は覚えたい。出来るかな・・・
単語を覚えることから逃げまくっていたけどついに向き合っている。3週間で1450語。イケるの...
— Satoshi SUZUKI (@studio3104) February 6, 2020

2日間弱の進捗はこんな感じ。単語にフォーカスした学習とかマジでどんだけぶりなんだろう。
2020/05/29(コース終了日) の自分へ
もうすぐ10万円が返ってくるぞ!!!1やりましたね!!!!1英語が出来るようになって10万円ももらえて最高!!!!!!!!!11
結び
超絶高額課金をしたけどもしかしたらサボっちゃうかもしれない。こうやって公に宣言を行うことでもそのリスクを軽減したく、駄文を連ねました。実際にコースが始まったらまた進捗を書くかもしれない。